【MTGアリーナ】色マナごとのカードの特徴と色の組みあわせによるシナジー【初心者必見】

MTGアリーナ

MTGアリーナ攻略(というよりも解説)記事第3回。

これまでの記事で書いてきた通り、MTGには5色+無色というカードが存在する。
色付きの呪文はそれぞれ独自の特徴があり、得意分野・苦手分野がはっきり分かれている。
MTGアリーナをプレイしていると、大体色んなデッキを作ってみたくなるものだが、その中でも自分のプレイングに合う色というのは何となく見えてくるもの。
つまり、「自分に合うと感じる色」はその人の性格そのものを表していると言っても良い。

今回はそんなカードの色ごとの呪文の特徴と2色以上のデッキのシナジーについて書いてみたい。
ちなみに今回は無色の話題は一切出てこない(私自身があまり使用したことがないので…)。

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5色それぞれの呪文の特徴

まずは白・青・赤・緑・黒のそれぞれの単色呪文の特徴を見てみたい。

ちなみにここで書くのは私が現スタンダードのカードを眺めて思った特徴であり、独断と偏見が含まれている。
公式見解などとは少し違う可能性もあるが、あくまで「この色はこんな感じか」というイメージを持ってもらうものとしてとらえてほしい。

守りとライフゲインの白

白は神聖さを象徴する色である。
そんなイメージを反映してか、天使やペガサス、クレリック、騎士(戦士)といったクリチャーが多い。
全体的にパワー・タフネスは低めだが、特殊能力によって能力の底上げができたり、クリーチャートークンを出して横に並べるといった「クリーチャー同士が力を合わせる」ような戦い方が真骨頂。
インスタント呪文もそれを補うように、クリーチャーの能力をアップさせたり、守るような呪文が多く用意されている。

また、絆魂持ちのクリーチャーや、ライフを回復させる呪文も多く、ライフの削り合いに強いという特徴も持っている。
多くのクリーチャーを並べ、ライフやクリーチャーを守りながら戦う、どちらかと言えば保守的・堅実的な戦いを得意とする色である。

そんな平和で堅実なイメージと相反するのが、強力なソーサリー・エンチャント群である。
5色の中でも最も強い全体破壊呪文を持ち、一度白を怒らせると盤面が一瞬で更地に変わる。
また、白特有の除去手段として、敵の強力なパーマネントを封じ込めるエンチャント呪文を持っている。
このようなエンチャント呪文は破壊する呪文と違い、盤面に残り続けるため、墓地から再度呼び起こすことができないという利点もある。
神の怒りは恐ろしいのである。

カードドローと打ち消しの青

青は水を象徴する色である。
そんなイメージ通り、青のクリーチャーは水棲生物(架空の生物も含め)をイメージしたクリーチャーが多数存在する。
比較的パワーよりもタフネスが大きいクリーチャーが多く、攻めよりも守りを重視している色と言える。

青が特に得意としているのはドロー能力と打ち消し能力である。
ドローとはカードを引く能力のことで、他の色が1枚ドロー、もしくは盤面のクリーチャーや手札など何かを犠牲にして2枚ドローが限界なのに対し、マナコストを払うだけで2枚以上ドローができる呪文も豊富に用意されている。
手札が増えること=選択肢の多さに繋がるため、有利に試合を運ぶことができる。
特に試合中盤以降は手札が枯渇しがちなので、ドローできる能力は大きなアドバンテージになる。

もう1つの打ち消し能力とは、相手の唱えようとした呪文を、効果を発揮させないまま墓地に送る呪文のこと。
青にはクリーチャー呪文を打ち消す呪文、インスタントやソーサリーを打ち消す呪文、4マナ以上の呪文を打ち消す呪文など用途に応じて数多くの打ち消し呪文が用意されている。
どんな強力な呪文カードであっても打ち消しすれば、ただの紙屑である。

他にも青は相手が召喚したクリーチャーを手札に戻す呪文も多く、相手に何もさせず、その間に勝ち切るという戦法を得意としている。
対戦相手からしたら結構嫌な気分になる戦法ではある…。

攻撃呪文と攻撃型クリーチャーの赤

赤は炎を象徴する色である。
そんなイメージにふさわしく、赤は非常に攻撃的な色となっており、クリーチャーはタフネスよりもパワーが高いクリーチャーが多い。
クリーチャーのパワーを底上げしたり、速攻・トランプルなど攻撃を通しやすくする能力を付与する呪文も多く、中には与えるダメージを2倍・3倍にするめちゃくちゃなカードもあったりする。

赤の特徴として挙げられるのは、対戦相手や相手クリーチャーに点数ダメージを与えるインスタントやソーサリー、起動型能力が多いことである。
相手クリチャーのタフネスに関係なく除去できる白や黒の呪文に比べると、見劣りするようにも思えるが、代わりに対戦相手のライフに直接ダメージを与えられる呪文も多く、クリーチャーの攻撃で相手に残り数点残ったという状況では助かる場面も多い。

ここまでで分かる通り赤の得意とするのは、色んな手段で相手のライフを削り速攻で勝負を決める戦法である。
攻撃はやはり最大の防御なのである。

マナ加速と大型クリーチャーの緑

緑は豊かな自然を象徴する色である。
そんなイメージを反映するかのように、緑には獣のようなクリーチャーが多い。
他の色に比べてパワー・タフネスが高い優秀なクリーチャーが多く、クリーチャーを出して殴り合うシンプルな戦法を取りやすい。

強力なクリーチャーはそれなりにマナコストもかかるが、緑には盤面に出したクリーチャーがタップすることでマナを出すマナクリーチャーや、通常1ターンに1つしか置けない土地を追加で置ける呪文・起動型能力が豊富にある。

これらのマナ加速を利用して、相手の準備が整わないうちに巨大クリーチャーでとどめを刺すのが、緑の得意な戦法となる。
マナクリーチャーは貧弱で、マナ加速のソーサリーなども3マナ以上のコストがかかるため、どうしても初動はおされがちになるが、そこからは他色の追随を許さない爆発力を見せる。

死を操りトリッキーな攻めの黒

黒は闇を象徴する色である。
そんなイメージに則り、黒はゾンビやコウモリ、デーモンといったクリチャーが多い。
クリーチャーの質的には白に近く、1体当たりのパワー・タフネスは比較的低めに設定されている。
ただし、その戦法は白とは一線を画する。

黒の特徴は死や再生を操る呪文が多いこと。
敵クリーチャーを破壊・生け贄・追放する呪文が豊富で、安易に召喚してきたクリーチャーを即座に墓地送りにできる。

自分が召喚したクリーチャーを生け贄に捧げることで何らかのアドバンテージを得る呪文も多い。
ライフを守るためのクリーチャーを自ら墓地送りにするのはデメリットしかないようにも思えるが、黒は墓地に送ったクリーチャーを手札に戻したり、戦場に戻したりする呪文もあり、蘇ることで強力になって帰ってくるクリーチャー(や蘇らせるためのソーサリー呪文)なども存在する。

そして、もう1つ特徴的なのが、相手の手札を捨てさせる呪文が豊富なこと。
どんなに強力な呪文であっても、唱える前に捨てさせてしまえば使うことができない。

手札破壊やクリーチャー破壊で相手のペースを崩しつつ、自分は何度も蘇る不死のクリーチャーでゾンビアタックをしかける、これこそが黒のトリッキーな戦法である。
これがハマれば、対戦相手は自分の思い描いたゲームができないままに敗北することになるだろう。

2色以上を組み合わせたデッキについて

MTGアリーナで活躍しているデッキは単色で組まれたものばかりではない。
むしろ2色以上のデッキの方が主流と言える。

ここからはそんな2色以上のデッキについても解説したい。

2色以上を組み合わせたデッキの名称

2色以上のデッキは「白青」など直接的な色ではなく、特殊な名前で呼ばれることも多い。
MTG用語の1つなので、ついでにこれも覚えておこう。

白+青デッキアゾリウス白+赤デッキボロス
白+緑デッキセレズニア白+黒デッキオルゾフ
青+赤デッキイゼット青+緑デッキシミック
青+黒デッキディミーア赤+緑デッキグルール
赤+黒デッキラクドス緑+黒デッキゴルガリ

これらの2色名称はMTGの多元世界の1つ「ラヴニカ」に存在するギルドの名称から取られているMTG独自の名称で、「グルールアドベンチャー(赤緑カラーの物語カードを多く取り入れたデッキ)」「ディミーアローグ(青黒カラーのならず者を多く取り入れたライブラリーアウトを狙うデッキ)」などのように使われることが多い。

また、3色以上のデッキには以下のような名称が使われることがある。

白+青+赤デッキジェスカイ白+青+緑デッキバント
白+青+黒デッキエスパー白+赤+緑デッキナヤ
白+赤+黒デッキマルドゥ白+緑+黒デッキアブザン
青+赤+緑デッキティムール青+赤+黒デッキグリクシス
青+緑+黒デッキスゥルタイ赤+黒+緑デッキジャンド
4色4C5色5C、虹

2色デッキのそれぞれの特徴

2色以上デッキにはそれぞれの色のカードが使えるだけでなく、複数の色のマナを使用する呪文を使えるという利点がある。
こういった多色カードの中には強力なものも多く、単純に単色デッキの組み合わせだけにとどまらない特徴が得られることもある。

ここからはそんな10種類の2色デッキの特徴について簡単に書いてみたい。
(セットによる変化も多いので、現スタンダードの環境を基準にしている)

アゾリウスカラー(青・白)

カードドローと打ち消しの青、除去が強力でライフゲイン手段が多い白の組み合わせは、敵の呪文やクリーチャーをいなし、相手の勢いが衰えたところで強力なクリーチャーを出してフィニッシュする、という長期戦を得意とするデッキが主流(このような長期戦を得意とするデッキを「コントロールデッキ」と言う)。

また、別のアプローチとして、飛行を持つクリーチャーが多いことに着目した、飛行クリーチャーデッキも存在する。

ボロスカラー(白・赤)

戦士・騎士クリーチャーが多いことから、その特徴を生かした騎士(戦士)シナジーで一気に相手のライフを削りきるデッキが多い(このような短期で勝負を決めることを目的としたデッキを「アグロデッキ」と言う)。

また、両カラーで優秀な装備品や装備品に関連した能力を持つクリーチャー、プレインズウォーカーもいることから、装備品を多めに取り入れたデッキも作られている。

セレズニアカラー(白・緑)

クリーチャーのパワー・タフネスにそれぞれ+1カウンターを乗せる手段が豊富なことから、クリチャーを複数並べてパワーアップさせる「セレズニアカウンター」というデッキが主流。

他に現スタンダードでは星座能力を駆使するために、白の除去エンチャントや緑のオーラ・エンチャントを多数採用するようなデッキも存在する。

オルゾフカラー(白・黒)

白・黒ともにライフゲインができる能力持ちが多く、ライフを回復することで+1カウンターが置かれるクリチャー、ライフを回復することで相手のライフを削るクリーチャーなどもいることから、ライフゲインを主軸にしたデッキが多い。

また、クレリックや天使が多い両カラーの特徴を生かし、クレリックデッキ、天使デッキも存在する。

イゼットカラー(青・赤)

ソーサリー、インスタント呪文とのシナジーがあるクリーチャーやエンチャントが多く、ソーサリー・インスタントでドローや打ち消し・敵クリーチャーの除去をしつつ、殴るデッキが作りやすい。

また、「カルドハイム」からは両カラーに多く登場した巨人を使ったデッキも多数登場している。

シミックカラー(青・緑)

ドローが豊富な青、マナ加速が得意な緑の組み合わせで、対戦相手よりも素早く大量のマナを生み出し、強力なクリーチャーを繰り出す戦法を得意とする。

単純に1体いればで強力なクリーチャーをドンッと出す場合もあれば、変容やキッカーシナジーを使用したデッキもある。

ディミーアカラー(青・黒)

打ち消しが得意な青、除去が得意な黒の組み合わせでアゾリウスカラーのようにコントロールデッキを作りやすい組み合わせ。
瞬速持ちのカードが多いことから打ち消しを構えつつ、クリーチャー展開をしていくのもやりやすい。

また現在は「ゼンディガーの夜明け」で増えた切削能力(相手のライブラリーからカードを墓地に送る能力)を持つクリーチャーを使ったライブラリーアウトを狙ったデッキも非常に多い。

グルールカラー(赤・緑)

攻撃的な両カラーのクリーチャーを駆使したアグロ、ビートダウン(アグロよりも強力なカードを採用し、アグロに勝ちやすいデッキのこと)デッキが主流。
土地カードが2種類必要なため、赤単アグロよりも土地が引けない事故リスクはあるものの、多少試合が長引いても戦えるのが魅力だ。

「エルドレインの王権」以降は物語カードを多用したデッキが主流で、他にも上陸シナジーを使ったデッキも多い。

ラクドスカラー(赤・黒)

自分をターゲットに切削したり、相手クリーチャーを除去する呪文などで墓地を増やして、強力なクリーチャーを召喚、フィニッシュするという戦法が多い。

また赤は一気に数体のクリーチャートークンを生み出す呪文があり、黒は自主的に生け贄に送れる呪文・クリーチャーがいるため、生け贄を主軸としたデッキも組みやすい。

ゴルガリカラー(緑・黒)

墓地のカードを手札や盤面に戻すカードが多いことから、自分をターゲットに切削し、目当てのカードを手札(or盤面)に戻す戦法がとりやすい。

ただ最近は緑と黒の優秀な変容クリーチャーを使った変容デッキや、「カルドハイム」で一気に増えたエルフクリーチャーを使ったエルフデッキなどの方が多い気がする。

単色5種、2色10種の特徴を書いてきたが、全てのカードがこれらの特徴に当てはまる訳ではないし、デッキの組み方はそれこそ無限大にある。
あくまで「この色はこんな感じなんだな」という参考にしてもらえば幸いである。

ちなみに私は赤アグロやグルールカラー、イゼットカラー、ラクドスカラーなどの赤絡みのデッキが好み。
特に最近はイゼット巨人、ラクドス巨人デッキが好きで使っている。
逆にコントロール系デッキは強いのは分かるが、何となく使いたいと思わない。
私の性格は短期な脳筋野郎なのかもしれない。

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