【MTGアリーナ】「イニストラード:真夜中の狩り」注目のメカニズムと新カード

MTGアリーナ

MTGアリーナでは9月17日にスタンダードの新セット「イニストラード:真夜中の狩り」が実装される。
今回の新セット実装と同時にスタンダードではローテーションが行われ、これまで使えた「エルドレインの王権」「テーロス還魂記」「イコリア:巨獣の棲処」「基本セット2021」が使用できなくなる。

つまり9月後半は出来事カードや出現の根本原理、ウィノータデッキなど現在猛威を振るっている多くのカードがない環境でのスタンダードが始まるのだ。

今回はそんな新スタンダードで活躍するであろう「イニストラード:真夜中の狩り」の新カードの特徴と共に、私が特に気になっているカードを紹介する。

スポンサーリンク

「イニストラード:真夜中の狩り」のメカニズム

日暮、夜明

日暮(昼)、夜明(夜)という時間の概念が導入。
ゲーム開始時には昼でも夜でもない状態からスタートするが、「日暮」もしくは「昼でも夜でもないのなら、昼(夜)になる。」と書かれたカードが場に出ることによって、昼と夜のサイクルがゲーム全体に適用されるようになる。

昼から夜になる条件は「いずれかのプレイヤーが1枚もカードを使用せずにターンを終了すること」、夜から昼になる条件は「いずれかのプレイヤーが1ターンの間に2枚以上カードを使用すること」。
新セットには夜になるとパワーやタフネスが上がる狼男クリーチャーが収録されており、昼・夜を自分の思い通りに動かすことで相手により大きなプレッシャーを与えることができる。

狼男のメインカラーは赤と緑。

降霊

降霊を持つクリーチャーは死亡して墓地に置かれた後に、降霊コストを払うことにより、裏面のクリーチャーとして使用できる。
1枚で2度使えるクリーチャーカードと考えると、その強さが分かるだろう。
降霊コストで召喚できる裏面クリーチャーは今回全てスピリットであるため、スピリットシナジーを活用するのもありかもしれない。

降霊のメインカラーは白と青。

集会

集会はパワーの違う3体のクリーチャーを場に出していると発動する能力(例えばパワー1、パワー2、パワー3のクリーチャーが自分のコントロール下で場に出ていれば集会条件成立)。
発動する能力や発動タイミングはカードごとに異なり、集会能力が発動する前に除去などで対応されてしまう危険性が伴う。
似たような能力である「フォーゴトン・レルム探訪」の集団戦術が構築でそこまで使われていないことを考えると、やはりリミテ寄りの能力か…。

集会のメインカラーは白と緑。

フラッシュバック

フラッシュバックがついているインスタントやソーサリー呪文は、使用して墓地に置かれた後、フラッシュバックコストを支払うことでもう1度使用できる。
フラッシュバックコストは重めだが、同じ呪文を再利用できるのは大きい。

フラッシュバック呪文は赤に多いが他のカラーや多色にもちょくちょくある。

呪い

呪いはプレイヤーにつけるエンチャント・オーラ呪文。
一度つけられると、様々なマイナス効果が永続的に発生する。

「イニストラード:真夜中の狩り」には白・青・赤・黒に1枚ずつしかないが、次回の「イニストラード:真紅の契り」にも追加があったりするのだろうか。

除去カードが強い!

「イニストラード:真夜中の狩り」には白・黒・そして白黒マルチカラーにて、かなり強力な除去カードがある。
どれも2マナと軽く、それぞれ使用者側のデメリットもついているが、それを考慮しても今ある単体除去カードと入れ替わることが多くなるだろう。

特に「運命的不在」「冥府の掌握」はインスタントなので、現在対処が難しいクリーチャー化する土地への大きな対抗策になるし、速攻持ちの「黄金架のドラゴン」などにも対応できる(相手が打ち消しを持っていなければ)。
特に白にとっては2マナの確定除去自体が貴重で「運命的不在」に変わるカードはそうないと思われる。

「忘却の儀式」はこの中では少しデメリットが重く、ソーサリーということでクリーチャー土地などには対応できないものの、土地以外のパーマネントをどれでも除去できるのは大きく、しかもフラッシュバックも付いている。
多色で除去したいパーマネントが増えれば、同じ2マナで現在使われている「消失の詩句」よりも優先される可能性も!?

2色土地が強い!

「イニストラード:真夜中の狩り」で登場する2色土地は「土地2枚をコントロールしているのなら、アンタップで置くことができる」というもの。
つまり、「フォーゴトン・レルム探訪」で登場したクリーチャー化する土地の逆バージョンだ。

スタンダード2022環境では多色デッキを作る場合、2色土地は両面土地の他には渋々氷雪の多色土地(かならずタップイン)や交錯土地(手札の基本土地を見せるとアンタップで置ける2色土地)を使うことが多かった。
今回の2色土地は少なくとも氷雪土地や交錯土地よりはアンタップで使える可能性が高いため、2色以上のデッキには必ず入る土地になると思われる。

実装されたら5種類全てを4枚ずつ作ってしまっていいだろう。

白青コントロールが復権!?

相手の繰り出すクリーチャーを捌き、長期戦に持ち込ませるコントロールデッキ。
スタンダード2022環境のコントロールデッキは、青黒や黒緑など黒を軸に作られていることが多く、過去よく目にした青白のコントロールはほとんど見かけない。
しかし、「イニストラード:真夜中の狩り」では、いくつか白や白青カラーに優秀なコントロール系のカードが登場しており、個人的には白青コントロール復活の可能性があるとみている。

「大群退治」は一見マナが激重に見えるが、場にクリーチャーが3体いれば5マナ、4体いれば4マナで撃つことができる全体除去だ。
「ドゥームスカール」と併用することで、クリーチャーを横並べするデッキへの対策は万全だろう。

「黄昏の享楽」は対戦相手よりライフが少ない場合に4点ゲイン、相手よりクリーチャーが少なければ白の1/1人間トークンを2体生成、相手より手札が少なければ1ドローと3種類の効果があるソーサリー。
コントロールデッキではライフが相手より少ない、クリーチャーが相手より少ないという状況は往々にしてあるので、2マナの割に非常に効果が高いカードだと思う。
コントロールデッキでは「テーロス還魂記」の「太陽の神のお告げ」が使われていたこともあったと考えると、このカードも使用される可能性は高いのではないだろうか。

「信仰の償い」は2点のライフゲインに加えて、カードを2枚引き、2枚捨てる効果を持つインスタント。
手札は増えないが全体除去などその時に欲しいカードを呼び込むのに便利だ。
しかもフラッシュバックがついているため、使い回しもできる。
墓地利用のデッキであれば2枚捨てるのも無駄にならないし、コントロールでは2点ゲインも地味に嬉しい。

その他の強そうなカード

静寂の呪い

1マナで使える呪いカード。
対戦相手のカード1枚を指定し、その呪文を2マナ重くする効果を持つ。
また、対戦相手がその呪文を唱えた時には、「静寂の呪い」を生贄にして1ドロー付き。

白単アグロなどのデッキで全体除去を遅らせたりするのに使えそうだが、相手の手札などが見れないのが弱点。
相手のデッキを素早く読み解く力が必要となるテクニカルなカードだ。

秘密を掘り下げる者

すでに「デルバー復活」と話題となっているカード。
過去にも収録されており、その活躍は実証済み。
2ターン目開始時に山札の一番上がソーサリーかインスタントであれば、3/2飛行のクリーチャーに変身し、一気に打点が上がる。

インスタントやソーサリーを唱えることにシナジーがあるアグロデッキで今回も活躍しそうだ。

墓地の侵入者

護法:カード1枚を捨てるを持つ、3/3の狼男クリーチャー。
夜明になると、4/4のクリーチャーに変身する。

戦場に出るか攻撃するたびに、墓地にあるカード1枚(裏面では2枚)を追放し、それがクリーチャーならば相手に1点ダメージ、自分はライフ1点を回復する。

スペック自体は正直あまり大したことはないが、個人的に「護法:カード1枚を捨てる」のカードが「西門の主」に続く2枚目になったことで、他のカードを捨てさせる系クリーチャーやソーサリーと合わせて、デッキが組めないかと企んでいたりする。

月の帳の執政

赤の新たなドラゴン。
呪文を唱えるたびに手札捨て、その呪文の色1色に付き1枚カードを引ける。
手札がない時なら、1枚捨て2枚ドローでも充分お釣りがくるし、墓地肥やしのリアニメイトデッキとも相性が良い…かもしれない。

また、オマケ能力として死亡時に自分がコントロールしているパーマネント1色につき1点のダメージをプレイヤー、クリーチャー、プレインズウォーカーのいずれかに撃つことができる。

現在も強い「イゼットドラゴン」などのドラゴンデッキに加入する可能性もあるのだろうか。

茨橋の追跡者

戦場に出た時に調査トークン(2マナ支払うことで1ドローできるトークン)を生成し、トークンをコントロールしている限り+2/+0修整を受ける警戒持ちクリーチャー。
一見地味だが3ターン目に4/3警戒クリーチャーが出てくるのはなかなか強いのではないだろうか。
除去されても、調査トークン分の仕事はきっちりこなしている。

緑単アグロなどで使用する場合、「レンジャークラス」「エシカの戦車」などでトークンも出やすく、調査トークンを使っていても4/3を維持できるのも良いところ。
スタンダード2022環境でで緑3マナと言えば「老樹林のトロール」や「カザンドゥのマンモス」がいる場所だが、これらと入れ替えはあるだろうか。

感電の反復

次に唱えるソーサリーやインスタントをコピーするインスタント呪文。
現在のスタンダードにも似たような呪文として「二重の一撃」や「実例指導」があるが、こちらはフラッシュバックがついているため、少なくとも「実例指導」よりは使い勝手が良いと言える。

スタンダード2022ではこれらのコピーする系呪文は「荒れ狂う騒音」「ターシャズ・ヒディアス・ラフター」と共に、ライブラリーアウトを狙うデッキに採用されている。
今後もこういったデッキが通用するのなら、「感電の反復」を見かける機会も増えるかもしれない。

前回(フォーゴトン・レルム探訪」時にもこのような注目カード記事を書いたが、紹介したカードで使われているのを見るのは現時点では多く見積もっても紹介したカードの半分ほど…。
一番ショックだったのは、緑で「レンジャークラス」を見逃していたことだ。

今回は除去カード3枚、土地5枚、青白コン関係3枚、他各色1枚ずつ、多色1枚の計17枚を紹介したが、土地と除去カード以外は正直自信なし。
狼男が強いのかどうかもよく分からないし、紹介していないテフェリーとかもなんだかんだ強そうな気がする…。

ただ、みんな手探りで色んなデッキが混在している時が一番面白い時期でもあるので、まだMTGアリーナをプレイしていない人は始めるには良いチャンスだと思う。
9月17日までに始めた人には、おそらくギフトもあると思うので、是非この機会にMTGアリーナを始めてみては。

コメント

タイトルとURLをコピーしました