【For The King レビュー】1人でも遊べる!ボードゲーム風RPG

ゲームレビュー

まだコンピューターゲームが我が家になかったころ、私の楽しみの1つが大人数でやるスゴロクだった。
我が家にあったのは、人生ゲームとかモノポリーといった有名なものではなく、ドラえもんのキャラクターが描かれたごく普通のスゴロクだったが、それでも楽しかったものだ。

そんな昔の良き思い出が残っているためか、たまにボードゲーム風なゲームをプレイしたくなることがある。
今回紹介する「For The King」も、そんな私のボードゲーム魂を刺激するゲームだった。

今回はボードゲーム+RPGという少し変わったゲーム「For The King」を紹介する。

スポンサーリンク

「For The King」をざっくり解説

タイトル:For The King(フォーザキング)
価格:2,000円~2,050円(プラットフォームにより異なる)
ジャンル:ボードゲーム風RPG
プラットフォーム:PC(Steam、Epic)、Switch、PS4(海外版のみ?)

PC版のダウンロード

Steam で 66% オフ:For The King
For The King is a strategic RPG that blends tabletop and roguelike elements in a challenging adventure that spans the realms. Set off on a single player experie...
For The King | いますぐダウンロードして購入 - Epic Games Store
Epic Games StoreでFor The Kingをダウンロードしてプレイしよう。利用可能なプラットフォームと価格をチェックしよう!

Switch版

フォー・ザ・キング ダウンロード版
任天堂の公式オンラインストア。「フォー・ザ・キング ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。

PS4版

For The King
The King is dead, murdered by an unknown assailant. Now the once peaceful kingdom of Fahrul is in chaos. With nowhere left to turn and stretched beyond her mean...

各プラットフォームで展開されており、好みのゲーム機で遊べる。
拡張DLCとして「For The King: Lost Civilization Adventure Pack」も600円前後で販売中(私は拡張DLCは未購入)。

各キャラクターがヘックス状のマス目をダイスで出た目だけ進み、町で買い物したり、敵を倒したり、クエストをこなしていくかわいらしい絵柄のRPG。
オンラインでの協力プレイや対戦プレイなども用意されているが、今回は1人プレイでの「フォーザキングモード」を想定してゲームの流れを解説していく。

ゲームが始まると、まずはキャラクターを3人分作成する。
キャラクターにはそれぞれ名前、職業、見た目のカスタマイズを設定することができるが、この中でも職業はゲーム中で非常に重要な要素となっている。
職業については別の記事にて詳しく解説する。

ゲームが始まると、プレイヤー1から順番にダイスを振って移動していく。
ストーリーを進めるために行く場所には青いマークがついているので、まずはそこに向かうようにキャラクターを動かしていくといいだろう。

町のマスでは回復などのサービス、買い物ができる他、1つの町につき1つだけクエストを受けることができる(クエストの目標は茶色のマークで表示される)。
クエストは必ずしもする必要がないが、クリアすることでアイテムやお金などの報酬の他、ターンを経過するごとに溜まりプレイヤーに不利な効果をもたらす、カオスを減らすことも可能だ。

敵のシンボルがいるマスを通ろうとすると戦闘が発生(敵のシンボルは急に現れることもある)。
戦闘は昔ながらのコマンド選択型のバトルで、速さに応じた順番に行動していく。

それぞれの攻撃コマンドはダメージと成功率が表示され、実行時には成功・失敗のチェックが行われるが、チェックの確率はキャラクターのステータスに依存している。

例えば筋力をチェックする武器を装備している場合、そのキャラクターの筋力が高いほど攻撃成功率が上がる(通常攻撃で筋力が80なら、1つのチェック率が80%×武器ごとのチェック回数になる)。
チェックが全て成功ならば、数値通り~クリティカルヒットになり、成功が少なくなるほどダメージが軽減されたり、無効化されやすくなる。
職業によってステータスは大きく異なるので、その職業に応じた武器を選ぼう。

また、フォーカス(各キャラクターアイコンの上に表示されているオレンジの六角形)を1つ消費することで、チェックを1つ強制的に成功させることができる。
絶対に攻撃を成功させたい時など「ここぞ」という場面ではフォーカスを有効活用しよう。

道中は他にも様々なイベントが発生するマスがあり、これらのイベントの成功・失敗もキャラクターのステータスによって決まる(チェックされるステータスはイベントによって異なる)。
イベントによっては戦闘時と同じようにフォーカスを使って確率を上げることもできる。

ストーリーを進めていくと、様々なダンジョンに入ることになる。
ダンジョンは戦闘が連続で続く上に、場所によってはダメージを受ける罠イベント、強力なボス戦なども待ち受けており、踏破するまで気が抜けない。
事前にしっかり準備をしてから臨みたい。

いつでもどこでも死の危険があって気が抜けない

ゲームを起動した最初の画面にも表示される通り、本作の難易度は高め。
敵の容赦ない攻撃、少ない回復手段、無慈悲な成否判定、突然死のトラップイベントなどがゲーム開始~クリアまでほぼずっと続くシビアなゲームだ。

例えば、素早い敵が3匹同時出てきて、1人が集中攻撃され、何もしないうちに1人死ぬみたいな事故も割と起こる。
攻撃がミスることも多く、「さっきの一撃が当たっていればこんな痛い攻撃受けずに済んだのに…」と感じる場面も多い。
更に出現するアイテムもランダムなため、自キャラのステータスに合った強い装備がなかなか出ない…なんていう事故もある。

このようなことから「運ゲー」と言われることもあるが、実は運以上に実力がものをいうゲーム。
確率はフォーカスや装備品によるステータスブーストによって上げることが可能で、職業の構成やお店で何を優先して購入するかなども非常に大事だ。
ある程度知識があれば、安定してクリアすることが可能だ。

ちなみに基本モードの「フォーザナイト」モードは他のモードに比べても難易度が高めになっているので、最初は2つ目の「ウインターストーム」に挑戦することをオススメする。

ロアで様々な新要素が解除できる

初心者にとってはゲームオーバーになりやすい本作だが、死ぬ前に取得した「ロア」というアイテムのみ、死んでも持ち帰ることができる。

ロアは、新たな職業やアイテム、イベントマス、キャラクターの見た目などを開放するための通貨のようなもの。
職業・アイテム・イベントマスの開放は基本的にプレイヤーが有利になるものばかりなので、死んでしまってもロアを開放できれば、新たなゲームを少しだけ有利に進められる。

ロアはダンジョン攻略、厄災の撃破、ストーリーイベントの達成など様々な場面で獲得できる。
死んでは少しずつゲームを有利にし、ゲームクリアを目指すというのが本作の基本コンセプトだと思うので、どんどんロアを集めて死んでいこう!

繰り返しプレイでもマップの配置や出てくるアイテムは毎ゲームごとに変化するので、職業などを変えつつプレイすれば毎回新鮮なプレイができ、意外と飽きない。

複数人プレイよりも1人向け?

本作の戦闘はシビアで、3人揃っていないとほとんど成り立たないレベルなのだが、フィールドでは近いマスにいないと戦闘に参加できない。
つまり、基本的に3人がずっと同じペースで行動する必要がある。

このような前提があるため、オンラインでの複数協力プレイはあまり自由度がないのではないかと思う。
てんでバラバラに動いた時点で全滅が目に見えているし、1人だけ予想外の行動をするプレイヤーがいればイライラするだけ。
それなら1人でプレイした方が全然マシではないだろうか。

オンラインに手をつけていないので想像で言っているが、システム上知らない人との協力プレイは結構キツイと思う。

ボードゲーム+RPGを上手く組み合わせた良作

協力プレイの意味とかゲームスピードがもっさり気味などのネガティブ要素はあるものの、ゲームシステムはよく考えられているし、常にハラハラなバランスもちょうど良い調整がされている良作だと思う。

ボードゲームと職業や武器・防具などのRPG要素が上手く組み合わさった作品で、他に似たような競合も少なく、刺さる人にはとことん刺さるゲームだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました