現在、少額で「単純移動平均線のクロスを使った押し目買い手法」の実践を行っている最中です。
この手法で今後安定的に勝てれば私は大満足なのですが、最近急激な動きの前の戻りが無くて若干暇を持て余しております。
暇な時は変な考えを起こしてポジポジしてしまうもの…。
そこでこのようなポジションを持てない時間を使って、別の手法を考えてみることにしました。
今回から考えるのはスキャルピングやデイトレといった短期的に使える手法です。
正直なところ、私は短期トレードに良い思い出がなく、小さい損切り幅で本当に勝てるのか懐疑的な部分があるのですが、だからこそ本当に勝てる手法が見つかったら、長期トレードで勝てる手法を見つけるよりも嬉しいだろうな、と思います。
私のような貧乏トレーダーにとっては短期で資産が増やせるならそれに越したことはないですしね。
とはいえ、いきなりオリジナル手法を考えてみてもなかなか思いつかないので、まずしばらくは既存のテクニカル手法を5分足で試して勝てるかどうかを検証してみたいと思います。
前置きが長くなりましたが、今回はたまたま目についたRSIというインジケーターを使った5分足トレードの検証です。
RSIを使った短期トレード手法とは?
RSI(上記チャートの下部分に表示されている青い線のこと)とは逆張りトレードでよく利用されるインジケーターです。
RSIは市場の過熱感を表しており、一般的に30以下で売られすぎ、70以上で買われすぎと判断されます。
つまり、30以下でL、70以上でSをするといいかも!というような判断ができるわけですね。
ただ、30以下(70以上)は割と頻繁に到達し、そこから更に下がる(上がる)ダマシも多いので、今回はRSI20以下に到達後に陽線が1本確定したらL、RSI80以上到達後に陰線が1本確定したらSというトレードルールにしました。
利益確定や損切りの考え方は色々ありますが、今回は分かりやすく30pips到達で利益確定、20pip逆行で損切り(リスクリワード1:1.5)としています。
RSIを使った短期トレード検証のルール
使用インジケーター
- RSI(14)
ルール
基本ルール
- 資金10万円スタート
- 取引枚数は初期1万通貨固定
- 2022年1月~3月の3か月間のGBP/JPYの5分足で検証
トレードルール
- Lの場合はRSI20以下で陽線、Sの場合はRSI80以上で陰線が確定したタイミングでエントリー
- 利益確定は+30PIPS、損切りは-20PIPS固定
- ポジションは1度に1つまでしか持てない
最近の検証はルールがだんだん複雑化してきていましたが、非常にシンプルなルールです。
RSIを使った短期トレード検証の結果
トレード回数:58回(ロング:31回 ショート:27回)
勝率:45%(勝ち:26回、負け32回)
平均獲得:30pips(3,000円)
平均損失:20pips(2,000円)
3か月損益:+140.0pips(+14,000円)
RSIを使った短期トレード検証ののまとめと反省
結果は3か月で140pips(14,000円)の勝利でした。
正直、勝てたことに驚きです。
というのも最初の6回のトレードで6連敗し、(やるだけ時間の無駄かも…)と思ってたからです。
これまでの検証でも逆張り=負けのイメージがありましたが、レンジなどの時など特定の場面ではなかなか機能しますね。
ただ、+140pips勝ちという結果は実戦ではスプレッドやミスなどもあって結果トントンくらいに落ち着くレベルだと思います。
また、負ける時にはトコトン負けるので安定性にも欠けます。
このくらいレベルの手法では実戦に持ち込めるレベルではないでしょう。
ではこの手法を更にアップグレードできるか?と言われても、正直いじれるところがあまりない気もしています。
利益確定や損切り部分が一番いじりやすそうですが、これ以上のリスクリワードにすると更に負けが混みそうで…。
とりあえず時間がある時に他のインジケーターの検証もどんどんやっていきたいと思います。
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