【FX】単純移動平均線のクロスを使った押し目買い手法を実際の相場で実践！

お久しぶりの投稿になります。
投稿していない間に2023年ですね。

投稿のなかった約1か月半の間何をしていたかというと、このブログの検証で成績の良かった「移動平均線を使った押し目買い手法」を使ったFX取引を少額でスタートしていました。
今回の記事では約1か月ちょっとの間の成績と反省等について書いてみたいと思います。

移動平均線を使った押し目買い手法とは？

移動平均線のクロスを使った押し目買い手法は、このブログの第16回の検証で初めて登場し、その後17回～21回にわたって様々な微調整を行った手法になります。

エントリー条件はゴールデンクロス（デッドクロス）が発生した後に、ロウソク足が長期足ニタッチし下げ（上げ）止まるような形になった時に成立します。
有名なゴールデンクロス・デッドクロス手法だと飛び乗りエントリーになりがちなので、クロスした後に様子を見て、少し押したところを狙おうという手法です。

移動平均線は21回の検証で最も良い成績となった短期7、長期30を使用しています。

一方、イグジットの条件は3つです。

• ロングしている場合は直近安値、ショートしている場合は直近高値に到達した時点で損切り
• ロングしている時にショートのエントリー条件を満たした場合、ショートしている時にロングのエントリー条件を満たした場合に利益確定（損切りの場合もあり）
• レンジ内でエントリーした場合、レンジ上限（下限）に到達した時点で利益確定する

この条件を見てもわかる通り、トレンド相場で大きく取ることを意識した手法でヨコヨコ相場（特に短期間で値動きが大きなヨコヨコ相場）は苦手としています。

実戦約1か月半の成績

今回のFX実践は11月29日から2.2万円を入金してスタート。
結果としては、+23.6pips、-4,020円でした。
pips的には勝ってるのに、金額的に負けているのは、最初2,000通貨で取引していたものが、途中から1,000通貨に変わってしまったからです（しかも勝てるようになったタイミングくらいから）。

始める前から相場は見ており、割と手法に合った相場と思っていたのですが、スタートした直後から苦手とするヨコヨコ相場に突入。
私の取引ミスなども重なり、なんとスタートして半月ほどで9,000円も溶かすことになります。

しかし、その後レンジ脱出した後のLを皮切りに、黒田砲の大きな値幅も取れ、12月後半は4勝1敗と好成績を収めることに成功しました。
ただ黒田砲はレンジ下限で切ったため、300pipsほどしか取れませんでしたが、放置しておけば600pips以上取れていたことを考えると、かなりもったいなかったです。
レンジ下限ルールを採用しなければ…とも思いますが、これで助かる場面も多いので何とも言えません。

実際の相場で取引してみて気づいたことなど

実際に取引を始めてみて思ったのが、意外とエントリータイミングが突然来ること。
ローソク足が長期足にタッチするタイミングが突然来ることが多く、見逃しそうになることもしばしばありました。
今後も1時間に1回は相場チェックを欠かさずしたいと思います。

あとこれは検証中から分かっていたことですが、ローソク足にタッチして反転するかどうかの見極めがなかなか難しいです。

私の場合は、基本的にローソク足の反転見極めは1本目のローソク足が長期線で止まった後、2本目のローソク足も長期線で止まりそうなタイミングでエントリーしています。
もしくは真ん中のように一度抜けた後、戻ってきたタイミングですね。

このような見極め方だと、一番右のパターンのような場合にはまず負けてしまいます。
これはある程度想定に入れてはいますが、「抜けたら即損切り」みたいな方がいいのかどうかについては未だに悩ましいところ。
今のところはエントリーしてすぐ反対に抜けても、そのまま放置し、ルールの損切り条件になって初めて損切りにしていますが、それにより損が大きくなることも多かったです。

という訳で今のところは負け越していますが、今後どういう結果になっていくのか、引き続き少額で検証を続けていきます。